2019-06-03
[スタッフ通信]美しい日本語選び
こんにちは、アディッドバリューの齋藤です。
今年の4月よりグループの広報誌制作を担当することになり、忙しい毎日を過ごしています。
グループ企業数は29社。
8月発行予定の広報誌は16ページ構成の紙媒体です。
グループ広報誌を制作するにあたり、企画・編集・取材・印刷・納品までデザイン以外の全てのプロセスを社内で進めています。
企画や編集、取材などはグループ各社やチームの協力もあり、スムーズに進行していますが、ライティングに関しては苦戦中!
限られた文字数の中で訴求したい内容を表現することがこんなにも難しいものかと改めて言葉選び、文章作りについての難しさに気付かされながらも、その魅力にとりつかれている今日この頃です。
読み手にわかりやすく端的に伝えられる文章を、との思いから様々な参考書籍を購入しては思考錯誤する中、オフィス近くにある三省堂書店に立ち寄ってふとこの本を手にとりました。
「美しい日本語選び辞典」
手のひらサイズのミニ辞典です。
辞典では文学的な言い回しに最適な決まり文句に対する説明と事例が書かれていますが、その日本語の美しさに感動を覚えました。
顔に紅葉を散らす:恥らって顔を赤らめる
空を使う:知らないふりをする、うそをつく
時を得顔:時流にのった得意げな顔
心や状態を表現する際の曖昧な美しさといいましょうか、日本語の奥深さを感じます。
最近では新元号『令和』の出典元となった万葉集がブームとなっているようですが、
日本語の美しさを若い世代の方にも知っていただく素晴らしい機会に思います。
私自身もきっかけは広報誌制作ではありますが、文章作りの際の言葉選びについて改めて学びなおしたいと思います。
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