22/03/02

SDGsプロジェクト　食品ロス削減に貢献するビジネスギフト『Re∞soy』リリース

2022 3/02

こんにちは、アディッドバリューの齋藤です。
「いつか実現させたい、叶えたい」と長年温めていた大切な企画が、SDGsを知ったことで現実のものとなりました。

持続可能な開発目標（SDGs）とは
2001年に策定されたミレニアム開発目標（MDGs）の後継として，2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され，地球上の誰一人として取り残さない（leave no one behind）ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず，先進国自身が取り組むユニバーサル（普遍的）なものであり，日本としても積極的に取り組んでいます。
2019年末から取り組むことになったSDGsへの貢献活動。

2016年から世界各地で始まったSDGsへの取り組みが今ではあらゆるメディアで取り上げられ、その知名度も年々高まっています。SDGsの知識については皆様もすでにご存じかと思いますが、具体的な取り組みという点ではまだまだ課題を抱えられている企業様も多くいらっしゃるかと思います。

わたしたちも着手し始めた2019年にはまだ積極的に取り組む企業も少なく、取り組み事例もないまま試行錯誤の毎日でした。社内全体で取り組んできた結果、今ではSDGsが目指す17のゴールすべてに着手することができました。取組み事例はHP内の記事でもご紹介しています。

まず最初に取り組んだのは、法人様専用ギフト総合サービス「okurimono-おくりもの-」というビジネスを通じた貢献活動です。自社内のみに取組みだけにとどまらず、ビジネスギフトを活用することでサービスを利用される3,800社の法人企業様と共に貢献できないか、との思いからオリジナルギフト作成に着手しました。

2018年3月、農林水産省が発表した国内における食品廃棄物等は2,842万t。このうち、本来食べられるにも関わらず、捨てられてしまった食品ロスは約646万tにのぼり、前年よりも増加傾向にあります。アディッドバリューではSDGsへの取り組みの最初の一歩として、”目標 12 ”に着目。

おからで食品ロス削減に貢献

昨今、健康ブームに伴い豆乳や豆腐等の製造過程でおからが大量に発生しています。日本国内において年間に約70万tのおからが発生しています。うち、食品に使用されるのは5％以下、飼料や肥料に使用されるのは約45％。なんと残りの50％（35万t）は産業廃棄物として焼却処分されているそうです。しかし、おからには食物繊維が10%近く含まれており、食物繊維源としてとても優秀な食材。またカロリーも比較的に低く、カルシウムや大豆イソフラボンが含まれており、栄養価も高く、ダイエットや健康食材として世界的にも注目が集まっています。

私たちが目指す思いに賛同してくれたパートナーは大阪・藤井寺でおからクッキーを販売する『十二堂（運営会社：株式会社TEN-TWO）』。株式会社TEN-TWOは創業100年の豆腐屋・松本豆腐店からスタートした会社。

両社で健康食品として人気の高い国産のおからを使用したお菓子作りが始まりました。

ブランド名は「Re∞soy」
ロゴは、大豆＋リサイクルマークをイメージ。Re∞soyを通じて笑顔になれるよう思いをこめたデザインです。

ブランド名に込めた意味

Re：Reduce（リデュース）・Recycle（リサイクル）
∞：無限大・永続的に取り組む決意
soy：大豆

自然に配慮したパッケージ

パッケージには、「適切に管理された森林」に由来する製品であると保証された環境配慮型の資材である「FSC認証」のものを採用し、世界の森林保全にも貢献しています。

ブランドのキャッチコピー

あなたのおいしいを世界の幸せに。”your delicious” is “World happiness”

わたしたちのメッセージはご購入いただいた企業様だけでなく、お届けした企業様すべてに伝わるよう箱の裏にメッセージを記載いたしました。

『Re∞soy』は、法人様専用ギフト総合サービス okurimono-おくりもの-で販売しています。SDGsへの取組みに賛同していただける企業様を中心にたくさんのお問合せをいただいています。このように、わたしたちは「食品ロスをなくす」ことから、最終的にはSDGsが掲げる17のゴール全体が繋がるような幸せのスパイラルをビジネスとして提供し続けてまいります。